イベント・セミナー情報

第一回 秋広塾

  • 日時:2014年11月16日(日曜日)13:00〜16:00
  • 場所:京都テルサ(京都市)

新しい発想で展開する歯科分野の提案

総括

塾長 秋広良昭はかねてより、一般開業医といわれる歯科医師が歯科医療を歯、歯ぐきの治療、入れ歯の作製をする役割にのみ目を向けている従来の方向性を変えないままでは、高齢化によって変化し続ける社会の要望に気付かず、それに十分にこたえることができないために、社会から歯科医療への期待が薄まっていくということになのではないか、という不安を以前より感じておられ、幾度となくご自身のご講演の中で語っておられます。

私、田川が知っているだけでもすでに8年間は、その心配を発信し続けております。
事実、歯科医師過剰と言われる昨今、大学の存続問題、国家試験の合格率の低下、国家試験合格後も将来の計画が立てられない等、歯科を取り巻く環境は厳しいものになってきております。

秋広先生は、医療の進歩による平均寿命の延伸する社会は歯科医療に何を期待しているのか、そこに気付かないまま社会と歯科のギャップがこの先も広がり続ければ、歯科医師の必要性が希薄になり、歯科医院経営も成り立たなくなってしまうこともあり得るのではないかと大変残念で悔しく感じておられます。また先生は、歯科医療は社会に準じてこそ人のため、社会のためのものになり、「食べる」ことを管理することができる歯科医療は、健康の先頭に存在できる素晴らしい分野であると誇りをもっておられます。

先生が学生だった時代は、日本に歯科大学が6つしかなく、砂糖摂取量の増加によりむし歯が激増している時代ということもあり、歯科医師として口を通して人のよりよい生活、健康管理のために新たな技術・材料・方法等の創成の必要性といった大きな役割があったと聞いています。
また歯科医師になり大学で教鞭をとり後進の指導にあたりながら研究者として歯科に役立つ製品の開発に携わってこられ、開業してからは口の健康状態が労働環境下における健康や安心・安全に大きく影響すること、口の中から発信されるサインが労働環境を反映し、労働力に影響を及ぼしている可能性があることに気付かれたことから、労働衛生コンサルタントとして数社の企業のコンサルタントをされ、そうした中で開発されたパタカラが口唇閉鎖力の強化と口腔筋機能を健康に管理することに役立つことがわかり、これの普及のために一大決心をされ、天職と信じて来られた歯科医院を閉院され、現在のパタカラの開発普及の道を歩まれておられます。今年、71歳を迎えられた秋広良昭先生が、想いを伝えたい、と秋広塾の開催となりました。当日は、そういう熱い想いを胸に仲間の歯科医師の塾生の皆様に行動経済学を応用しながら、独自の解析による社会と人と歯科医療の未来をたくさんのスライドと優しく丁寧な解説でお話くださいました。

内容のご紹介
  1. 歯科医師の仕事とコ・スタッフの仕事
  2. 口呼吸の弊害と鼻呼吸の長所
  3. 咬合が狂う原因
  4. 摂食嚥下障害と睡眠障害は表裏一体の関係
  5. ARE、 SUSにみられる気道確保補助器具の作用機序について
  6. 歯科医院経営における行動経済学の応用
  7. 歯科医院経営のソフトランディングについて
■事前アンケート
摂食機能療法をする際に悩んでいこと、また問題になっていること等
  • 対象者を介護している人が高齢のケースが難しいです。自分自身でできるうちに予防として始められるように勧めることが難しい。
  • なかなか、継続して頂けない事と、話はわかるが導入に結びつきにくい。
  • 症状が改善したあとも維持のために続けて使用していただきたいですが、症状がとれるとやめてしまう人が多い。
秋広塾に期待している事はなんですか。
  • パタカラに関する最新の情報や秋広先生の考え。
  • 自分自身の理解や導入へ何か参考になればよいと思っている。又、新しい知識を身につけたい。これから向かう方向(パタカラの)を知りたい。
  • 子供のポカン口の改善と口呼吸の改善に活用したい。トレナーとの併用を考えています。今までは高齢者に応用していましたので。
  • 医院のある守山市でも、2年程前より、守山市市民病院を中心に摂食嚥下技能の向上の必要性に迫られて、口腔清掃、ケアも含めて歯科医師会に参加要請が来るようになり、協力参加するようにしています。その会合への関わり方(提案)に関して悩んでいる所です。
  • 脳梗塞の妻に何かしてやれることがあればと思い参加しました。
■事後アンケート
本日はあなたにとって意義ある時間になりましたか。
  • みなさまに有意義だったとお答え頂きました。
そう思われた理由を教えてください。
  • 今までの内容の復習にもなり、新たな内容も聞けたこと。実際にホームでのDHさんの介助など勉強になりました。
  • あらためて表情筋について学べたため
  • 今、当院でやっていることを補強してもらえた。高齢者向のノウハウ多く、応用しやすい。本を読んだ知識を実行に移せない。反省多々。本を読むよりよく理解できた。
  • 今までよりも新しさも感じた。
  • 口のことだけ考えていたように思います。経営の立場に立つことも患者さんにはマイナスではないということがわかりました。
印象に残った言葉
  • 見守り指導でDH中心に実践する。知識の発信が重要。表情筋活性化→脳のリハビリ。
  • 「未病」
  • 舌骨
  • 見守る、指導治療へ。訪問診療。
  • うまくいった時、失敗したとき それはどうしてかと考えるクセをつける。経営学 患者さんの心理学(アンケート効果等)まったく知ることのなかった内容で勉強になりました。
もっと聞きたい内容はありますか
  • 知価社会になっているので、患者にアピールする知識を集約して提示。患者自身の自分の状態を数値で知る。検査、測定は大事。戦略、マネジメントを説明してほしい。クロになっても柔軟に考える方法。
  • 脳とパタカラ(認知症) 自律神経とパタカラの説明をパタカラで何故改善するのか。パタカラが咽頭挙上に有効であるような説明を秋広先生がお元気な時に是非お話していただけますように。
良かった点と改善すべき点
  • 気軽に質問できる雰囲気が良かったです。内容も良かったです。
  • もう少し時間があると良いと思う。
  • 世の中の真実をちがった所から説明してもらえた。企業努力はすごい。方法論を教えてもらった。
  • 具体的なヒントを頂けたこと。
  • 秋広先生が講義された前半の脳、舌の働きの資料があれば、患者さんへの説明にとても有効と思いました。
■関連資料

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    関連資料はありません